帝京長岡サッカー部スタメン!選手権&新チーム注目選手を徹底分析|結果

SOCCERBALL (14)

「越後のテクニシャン」として全国に名を轟かせる帝京長岡高校サッカー部。2026年の新シーズンに向け、これまでの主力メンバーや、これからチームを背負う次世代のスター選手たちが誰なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、第104回全国高校サッカー選手権のスタメン情報から、新チームの核となる注目選手までを詳しく解説します。リアルタイムな最新情報を整理し、帝京長岡の強さの秘密に迫ります。

項目 内容
チーム愛称 越後のテクニシャン
所属リーグ 高円宮杯 JFA U-18 プレミアリーグ WEST
注目選手 仲 七璃(GK)、児山 雅稀(FW)

帝京長岡サッカー部スタメンと選手権の激闘譜

第104回全国高校サッカー選手権大会における帝京長岡のスターティングメンバーと、その戦いぶりを振り返ります。激戦のプレミアリーグWESTを戦い抜いた経験値は、大舞台でも遺憾なく発揮されました。

選手権を戦った主力スターティングメンバー

今大会の帝京長岡は、3年生の成熟したテクニックと、下級生の爆発力を融合させた布陣で挑みました。特に注目されたのは、1年生ながら「9番」を背負ったストライカーの存在と、安定感抜群の守護神です。

基本フォーメーションは、ボールポゼッションを重視した4-2-3-1、または攻撃的な4-3-3を採用。中盤の構成力が非常に高く、相手を崩し切るスタイルは健在でした。

  • GK:仲 七璃(2年)
  • DF:リヴキン辻 アーロン(3年)、桑原 脩斗(3年)、西馬 礼(3年)、吉田 龍悟(2年)
  • MF:稲垣 純(3年)、水澤 那月(3年)、樋口 汐音(3年)、中澤 昊介(3年)
  • FW:児山 雅稀(1年)、春日 龍二(3年)

1年生エース・児山雅稀の衝撃

今シーズンの帝京長岡で最もセンセーショナルだったのは、1年生FW児山雅稀の抜擢です。名門・帝京長岡で1年目からエースナンバー9を託されることは異例中の異例であり、その実力はインターハイでも証明済みでした。

ゴール前での冷静なフィニッシュワークだけでなく、ポストプレーや周囲との連携でも上級生と遜色ないプレーを披露。新チームでは間違いなく攻撃の絶対軸となる存在です。

「越後の心臓」樋口汐音と中盤の構成力

帝京長岡のサッカースタイルを体現していたのが、MF樋口汐音を中心とした中盤の構成力です。日本高校選抜候補にも名を連ねる彼は、広い視野と正確なパスワークでゲームをコントロールしました。

ショートパスをつなぐだけでなく、機を見たロングフィードや自らのドリブル突破で局面を打開。彼の存在が、チーム全体のボール保持率を高める要因となっていました。

守護神・仲七璃のビッグセーブ

ゴールマウスを守ったのは、2年生GKの仲七璃です。FC東京U-15むさし出身の彼は、シュートストップの技術はもちろん、足元の技術もフィールドプレイヤー並みに高く、ビルドアップの始点としても機能しました。

至近距離からのシュートに対する反応速度は全国トップクラス。新チームでは最高学年として、守備陣を統率するリーダーシップも期待されます。

プレミアリーグWESTでの残留力

高校年代最高峰の「プレミアリーグWEST」での戦いも、チームの地力を底上げしました。残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンでしたが、最終盤での勝負強さは特筆すべきものがあります。

格上相手にも引かずに自分たちのスタイルを貫く姿勢が、選手権などのトーナメント戦での粘り強さにつながりました。この経験は、残る1・2年生にとって大きな財産となっています。

2026年新チームの注目選手と展望

3年生が引退し、いよいよ2026年の新チームが始動します。新3年生となる現2年生世代、そしてスーパールーキーたちが融合する、来季の帝京長岡の注目ポイントを紹介します。

新主将候補とディフェンスリーダー

新チームの守備の要は、前述のGK仲七璃に加え、DF吉田龍悟らの現2年生たちです。特に吉田は対人守備の強さとカバーリング能力に定評があり、最終ラインの安定をもたらします。

また、これまでの経験豊富な3年生が抜けた穴をどう埋めるかが鍵となります。新2年生となる大型DFサム悠舞(195cm)などの台頭があれば、高さという新たな武器を手に入れることになるでしょう。

攻撃陣の鍵を握る2年生テクニシャン

攻撃面では、MF和食陽向やFW岡中舜ら、FCフレスカ神戸出身の選手たちに注目が集まります。彼らは個の打開力に優れ、狭い局面でもボールを失わないキープ力を持っています。

また、サイドからの鋭い突破が持ち味のMF二見颯(横浜F・マリノスJY追浜出身)らも、新チームの攻撃にアクセントを加える重要なピースとなるはずです。

期待の大型ルーキーと新戦力の台頭

帝京長岡は毎年、全国から優秀な選手が集まる傾向にあります。特に下部組織や、全国の強豪街クラブ出身の1年生たちが、春先からAチームに絡んでくる可能性は大いにあります。

ルーキーリーグでの実績などを見ると、次年度も技術レベルの高い選手が揃っていることが予想されます。児山雅稀のように、1年目からレギュラーを奪取する新星が現れるかどうかが、プレミアリーグ上位進出の鍵を握ります。

「帝京長岡スタイル」の戦術的特徴

帝京長岡が長年貫いている戦術的アイデンティティは、観る者を魅了し続けています。なぜ彼らはこれほどまでにボールをつなぐことができるのか、その戦術の深層を探ります。

徹底したポゼッションとビルドアップ

最大の特徴は、自陣深くからでも安易に蹴り出さず、パスをつないで前進するビルドアップです。GKを含めた11人全員がフィールドプレイヤーのような足元の技術を持ち、相手のプレスをパスワークで無効化します。

「ボールを持っている方が主導権を握れる」という考えのもと、狭いエリアでも三角形(トライアングル)を作り続け、相手守備網のギャップを突き続けます。このスタイルは一朝一夕では身につかない、日々のトレーニングの賜物です。

フットサルを取り入れた独自メソッド

帝京長岡の技術力の高さの背景には、冬場の雪国という環境と、フットサルを取り入れたトレーニングがあります。狭いコートでの練習は、判断スピードとボールコントロールの精度を劇的に向上させます。

実際に全日本U-18フットサル選手権大会でも優勝経験があり、サッカーとフットサルの「二刀流」で培った技術が、ピッチ上での独特なリズムとアイデアを生み出しています。

可変システムと流動的なポジショニング

固定的なフォーメーションにとらわれず、試合展開に応じて選手が流動的にポジションを変えるのも特徴です。サイドバックが中盤に入って数的優位を作ったり、中盤の選手が前線に飛び出したりと、相手に的を絞らせません。

この流動性を支えているのは、選手全員の高い戦術理解度です。誰がどこに動けばスペースが空くかを共有できているため、即興的かつ組織的な崩しが可能となります。

ハイレベルな環境と指導体制

選手たちが成長するための環境面も、帝京長岡の強さの要因です。雪国・新潟のハンデを克服し、むしろ武器に変えるための施設や指導体制が整っています。

全天候型施設と雪国への適応

冬の間、グラウンドが雪で使えなくなる期間も、屋内練習場や近隣の体育館を活用して技術を磨きます。この期間に徹底して足元の技術とフィジカルを強化することが、春以降の爆発力につながります。

また、人工芝グラウンドも完備されており、年間を通じて質の高いトレーニングが可能です。環境への投資が、毎年のようにプロ選手を輩出する土壌となっています。

プロ注目の育成メソッド

谷口哲朗総監督をはじめとする指導陣は、長期的視点に立った選手育成を行っています。勝利を目指すだけでなく、「上のカテゴリーで通用する選手」を育てることに主眼を置いています。

その結果、高卒でJリーグ入りする選手だけでなく、大学経由でプロになる選手も多数輩出。スカウト陣からも「帝京長岡の選手は戦術眼と技術が確かだ」と高い評価を得ています。

寮生活と人間形成

県外からの留学生も多く、寮生活を通じて自立心や協調性を養っています。サッカーだけでなく、人間としての成長も重視する指導方針が、粘り強いチームカラーを作っています。

親元を離れ、仲間と切磋琢磨する日々が、ピッチ上での強い絆を生み出します。苦しい時間帯に声を掛け合い、最後まで走り抜くメンタリティはここで育まれます。

まとめ

帝京長岡高校サッカー部は、第104回選手権でもその技術力の高さを見せつけました。3年生が築き上げたスタイルは、GK仲七璃やFW児山雅稀といった才能ある下級生たちに確実に継承されています。

2026年シーズンも、プレミアリーグという最高峰の舞台で揉まれながら、さらに進化した「越後のテクニシャン」の姿を見せてくれるはずです。新チームの躍動から目が離せません。